東急不動産は、緑(植物や自然)が人に与える影響や効果を科学的に検証しました。
さまざまな実験の結果からも、現代のワーカーにとって、
緑は必要不可欠なものであると言えます。
緑に囲まれた会議室は、会議の参加者に良い影響を与えていることがわかりました。
緑化されている会議室は、緑化されていない会議室と比べ、興味度やワクワク度が高まっていることから、会議に臨む意欲が上がることが期待できます。決められた時間内で結論を出すための会議において、参加者の意欲が上がることは、会議時間の短縮や質の高い議論につながるでしょう。
また、緑化された会議室はストレス度が低く、快適度も高まっていることから、落ち着いた状態で会議を行えることが考えられます。リラックスした状態で会議できるようになることで、今まで以上にチームや部署間の連携がスムーズになり、生産性の向上が期待できます。
一日の中で会議に費やす時間は少なくありません。緑の力で会議の生産性を高め、かつその前後で精神的な負荷が軽減されることで、良い気分転換がもたらされ、働き方全体に良い効果を与えるはずです。
脳波研究のスペシャリスト
満倉 靖恵
Yasue Mistukura
慶應義塾大学理工学部
システムデザイン工学科 教授・博士(工学・医学)
電通サイエンスジャムCTO
専門領域:生体信号処理、脳波解析、画像意味解析、脳神経科学、精神神経科学領域
信号処理、機械学習、パターン認識、人工知能、統計処理などの技術を用いて、生体信号や音声、画像から必要な情報を抽出する研究に従事。17年以上の年月を重ね、脳波から感性を把握するアルゴリズムを開発。
シャープ株式会社、株式会社ブリヂストン 他多数。