霞が関ビジネスセンターでは、制振ブレースやCFT柱を採用し、高い安全性を実現しています。
自信のエネルギーを吸収する、ダンパーを備えた制振ブレースを採用。フロアのスペースを最大限に確保しながら、耐震性を高めます。
制振ブレース概念図
CFT柱は、鋼管の中に高強度のコンクリートを充填する“鋼管柱”の略称です。鋼管がコンクリートを拘束することにより、剛性・耐力・変形そして施工などのあらゆる面で、優れた特性を発揮します。
CFT構造(丸柱)の概念図
本建物は「官庁施設の総合耐震計画基準及び同解説」における1種(病院及び消防関係施設のうち、災害時に拠点として機能すべき施設)と同程度の耐震性を有しています。
2系統受電方式
大規模な災害や事故が発生し、本線からの送電が停止した場合でも、別の変電所からの予備電源線で受電できる2系統受電方式を採用しています。
先進のスペックが快適なオフィス空間を提供します。
個別空調
区画ごとに、ON/OFF、冷暖房の切り替え、細かな温度調節が可能です。室内に設置されている空調パネルから、24時間コントロールすることができます。
非接触型
ICカードキー
ICカードキーで、24時間いつでも、貸室の施錠・解錠、入室者管理、機械警備のセット・解鍵が可能です。
天井高
2,750mm
2,750mmの天井高を確保。オフィス内にゆとりと開放感をもたらします。
グリッド型
システム天井
600mm×600mmのグリッド型システム天井を採用。間仕切り等のレイアウト変更にスムーズに対応でき、入退去工事のコスト削減と工期短縮を実現します。
フリーアクセス
フロア(100mm)
オフィスのIT環境に不可欠な配線用二重床を採用。煩雑になりがちな、OAケーブル類をすっきりと配線することができます。
床荷重
300kg/㎡
専用室内の床荷重は300kg/㎡を確保しています。
コンセント
容量60VA/㎡
パソコン、コピー機、サーバなど、複数のOA機器をゆとりをもって設置できる電気容量です。
24時間対応
オフィス
非接触ICカード及びインターフォンにて24時間入退館可能です。
東急不動産のオフィスビルでは、オフィス内の快適性を高めながら、省エネ・環境対策にもしっかり対応しています。さらにヒートアイランド対策や、CO2削減対策など、これからのオフィスビルに求められる基準を、高い次元でクリアしています。
日本政策投資銀行(DBJ)が、建物の環境性能はもちろん、ステークホルダーとの協議や、コミュニティ、利用者への配慮など総合的に評価。事業者に対し認証を付与するシステムです。
国交省が主導で開発された、建築の環境性能評価システムです。建物が地球環境や周辺環境に配慮していることや、ランニングコスト、利用者の快適性などを客観的に評価・表示するために使われているます。
中央管理室で制御したエネルギーデータを管理することで、オフィスビルの機器・設備などのエネルギー消費量を最適にコントロールするシステムです。
人の出入りを感知し、トイレ内照明を自動でON・OFF。一定時間、人がいないと消灯されるため、省エネにつながります。また、雨水をそのまま流さずに利用。節水のため、雨水を濾過し、トイレの排水に用いています。
名称 | 霞が関東急ビル/霞が関ビジネスセンター |
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所在地 | 東京都千代田区霞が関三丁目7番1号 |
交通 | 東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅徒歩4分 東京メトロ丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」徒歩4分 東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩7分 東京メトロ丸ノ内線・千代田線・日比谷線「霞ヶ関」駅徒歩8分 |
構造・規模 | 鉄骨造(柱CFT造)、一部鉄筋鉄骨コンクリート造、地上17階・地下1階建 |
建物用途 | 1階/駐車場、2階~4階/事務所 霞が関ビジネスセンター、5階~17階/事務所 |
延床面積 | 19,199.88平米(5,807.96坪) |
エレベーター | 霞が関ビジネスセンター専用EV1基、他乗用4基、非常用1基 |
竣工 | 2010年11月15日 |
設計・監理 | 株式会社日建設計 |
施工 | 清水建設株式会社 |
天井高 | 2,750mm 霞が関ビジネスセンター 2,800mm 霞が関東急ビル |
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OAフロア | 100mm |
床荷重 | 300kg/平米 |
天井方式 | グリッド型システムて天井、設計照度:700Lx |
電気容量 | コンセント容量60VA/平米 |
空調 | 個室空調(空冷ヒートポンプパッケージ方式、冷暖房フリー) |
通信設備 | 光ケーブル引き込み可 |
セキュリティ | 非接触型ICカード対応、電気錠・カードリーダー実装、 |
防災 | スプリンクラー(全階) |
駐車場 |
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